胃腸や肝臓・腎臓などの内臓疲労。
改善に効く食の選択とは!

温めて効果倍増、マルチな効能

野菜の中には温めると逃げてしまう栄養素もありますが、その代わりに温めることでより栄養価を増す野菜があります。内臓が弱っていたり疲れていたりするときは、内臓を冷やさないようにする温野菜が効果的。「温めていたわる+温めて栄養価倍増」の温野菜なら、まさに一石二鳥です。たとえば玉ねぎは、温野菜にすることで「トリスルフィド」という物質が増加し血液をサラサラにしてくれます。ポイントは加熱して1時間ほど放置しておくこと。そうすることでトリスルフィドの量がより多く顕現します。
このトリスルフィドはニンニクにも含まれていますから、玉ねぎとあわせた温野菜メニューを考えると、効果はより高くなります。白米などの主食やおかずの副食を口に入れる前に、まずこの温野菜メニューを、ゆっくり時間をかけて食べましょう。血糖値の上昇を抑えてくれますので安心です。食後の眠気に襲われることも少なくなります。同様にブロッコリーや芽キャベツなども温野菜のメニューに加えたい一品です。芽キャベツはビタミンB1B2、ビタミンCが豊富。ブロッコリーには、ビタミンやミネラルをはじめ、カルシウム、カロテンなどの栄養素が含まれていて、バラエティ豊かです。カリウムやフィトケミカルまで含有しています。
このフィトケミカルは抗酸化作用が強く、ガンや生活習慣病の予防、肌の若返り効果、内臓までを含めたアンチエイジングが期待できる成分です。内臓を鍛えることはできませんが、このように食材をセレクトして適切な摂取を心がけることで、疲れにくく病気になりにくい基礎をつくることは可能です。またカリウムはミネラル物質の1つです。疲れた神経を癒してくれる効果をはじめ、疲労した筋肉や低下した機能を修復してくれるパワーがあります。血糖値はストレスが溜まることによっても上昇しますから、これらの温野菜をつねに常備しておくと良いでしょう。
なお温野菜をつくるときは、茹でるよりもお皿とラップを使って電子レンジで温めるほうがベストです。ラップをすることで栄養素が逃げず、茹で上げた場合のように養分が流れ出てしまう心配もありません。